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ビタミンにはたくさん種類があって、なかなか覚えきれません。

 

サプリの説明などを読んでいて「このビタミンって何の作用があるんだろう?」って調べたくなる時がありますよね?

 

でも医学的・栄養学的な専門的説明は要らない。

 

素人が読見やすくて、一瞬でポイントがわかるミニ事典があったら便利なのに・・・

 

そんな思いで作ったサイトです。

ビタミンの定義や歴史について

ビタミンって何?

ビタミンという言葉はすっかり定着して当たり前のように使っています。

 

しかし、改めて「ビタミンとは?」と聞かれたら、なかなか的確に答えられないのではないかと思います。

 

「ごくわずかでいいけど、生きていくのに絶対必要な栄養素?」

 

それくらいまで答えられたら、結構いいところまで行っています。

 

  1. 生きていくの絶対必要な栄養素
  2. 炭水化物・タンパク質・脂質以外
  3. 有機化合物
  4. 体内で作れない物質

 

これらの条件を満たす物質がビタミン(vitamine)です。

 

ちなみに上記の条件の3が無機物の場合は、ミネラルと呼ばれるものになります。

 

ビタミン発見の歴史

壊血病はビタミンCの欠乏症ですが、大航海時代に猛威を振るいました。

 

長い間寄港しないために野菜や果物を摂らない船乗りは、この病気で次々に命を落としました。

 

ヴァスコ・ダ・ガマのインド航海では180人のうち100人も壊血病で死んだということですが、原因は誰にもわかりませんでした。

 

この例に見られるように、ビタミン欠乏症は大昔から知られていましたが、その原因が微量栄養素であることは誰も想像できなかったのです。

 

ビタミンの存在が推定されるようになったのは、18世紀から19世紀にかけてです。

 

下級兵士が壊血病(ビタミンC欠乏症)や脚気(ビタミンB1欠乏症)などにかかるのに、士官はかからない。

 

それは食べ物の差に原因があるのではないか、と考えて実験してみる軍医が出始めたのです。

 

J・G・H・クラマーとかジェームズ・リンドとか、日本の高木兼寛とかが有名です。

 

彼らはある種の食べ物が病気を防ぐことを発見しましたが、それが何なのかを突き詰めるところまではいきませんでした。

 

化学的な意味でのビタミンの発見は20世紀の初頭にようやくなされます。

 

最初のビタミン発見は、1910年米ぬかからオリザニンを抽出した鈴木梅太郎です。

 

しかし、論文が日本語だったため普及せず、ビタミンの名付け親は西洋人がなることになりました。

 

1912年、チアミン(ビタミンB1)を発見したカジミール・フンクが「ビタミン」と名付け、その呼称が広く普及するようになったのです。

 

ちなみにビタミンとは、vital(生命の)とamine(アミンという物質)の合成語です。

 

最初に発見されたビタミンがアミンの仲間だったので、こういう名前になったのです。

 

その後の時代に化学が加速度的に発達し、新しいビタミンが次々に分離抽出されます。

 

ビタミンCなどアミンの仲間でないビタミンも加わって、今ではビタミンの定義とアミンとは関係がなくなっています。

ビタミンの種類

脂溶性と水溶性の2分類

ビタミンは大きく脂溶性と水溶性に分けられます。

 

化学的性質の違いが基準で、文字通り油に溶けるか、水に溶けやすいかということです。

 

主なビタミンの作用や欠乏症

水溶性ビタミン
  • ビタミンB1(チアミン)―欠乏すると脚気などになる
  • ビタミンB2(リボフラビン)−欠乏すると成長が止まり、皮膚や粘膜に炎症が起きる
  • ビタミンB3(ナイアシン)―ニコチン酸ともいい、糖質・脂質・タンパク質の代謝に不可欠
  • ビタミンB5(パントテン酸)−通常の食生活で比較的不足しにくいビタミン
  • ビタミンB7(ビオチン)−爪や髪の健康との関係で最近注目されているビタミン
  • ビタミンB9(葉酸)−正常な細胞分裂と造血の大切。最近、先天異常防止で注目されている。
  • ビタミンC(アスコルビン酸)―欠乏症は悪名高き壊血病
脂溶性ビタミン
  • ビタミンA(レチノール)―欠乏すると鳥目(夜盲症)になる
  • ビタミンD(2種の物質の総称)−不足するとくる病や骨粗しょう症になる
  • ビタミンE(トコフェロール)―通常の食生活で比較的不足しにくいビタミン
  • ビタミンK(フィロキノンなど)―欠乏すると動脈硬化や血液凝固低下が起きる

話題のビタミン

今、世間で注目を集めているビタミンについてまとめてみました

 

葉酸

正常な細胞分裂と造血に不可欠のビタミンです。

 

老若男女に必要な栄養素ですが、今これに強い関心を持っているのは妊活中の女性や妊婦さんです。

 

妊娠初期にしっかり摂ると、二分脊椎などの先天障害の発生率を下げられることが判明。

 

2000年からは厚生労働省も摂取を推奨しているからです。

 

もっと詳しいことを知りたい人は下記のサイトが参考になります。

 

二分脊椎の発生率を下げるビタミンについて

ビオチン

ビタミンB7とかビタミンHという呼称もありますが、ビオチンの方がポピュラーです。

 

食べ物ではレバーや豆類に含まれています。

 

ビタミンは普通体内で合成できないものですが、ビオチンは腸内に住む細菌が作り出して提供してくれます。

 

このビタミンが注目を集めているのは、まつ毛を伸ばす効果があることがわかってきたからです。

 

興味のある人は下記のサイトを読んでみてください。

 

ビオチンの作用とサプリメント